移住、就農、ちいさなナリワイ・陽と月(ひとつき)農園就農ブログ。そして健康に暮らすためのすべてを記します
社会に満ちる毒から家族を守れ
鶏解体3 1014・138日目
2017-02-18-Sat  CATEGORY: 自給自足生活
みんなが解体を頑張ってくれて鶏は食材になりました。

鶏ガラは煮込んでスープにしました。(後日ラーメンにしました)
とても美味しかった

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かんちゃんがもってきてくれた七輪と炭火で焼きとりもしました。

通常だと生後2~3か月で出荷されるスーパーの鶏肉に比べ、こちらは2~3歳ぐらいの鶏ですのでとても肉が硬いとの触れ込みがあったのですが、とくにそんな感じはしませんでした。

焼きとりは結局、塩もなにも振らずにただ焼いただけですが、それでも美味しいと思った。

鶏の解体をしてみてまだ結論は出ていません。

やってみて分かったことは沢山ありますが、わからないことも沢山あります。

まとまらない
でも今後の課題も含めて箇条書きですが記そうと思います。

今回解体した鶏は近所のオーガニック卵農家さんからもらってきた廃鶏です。
ふつう養鶏では一歳半ぐらいで廃棄されます。(卵はまだ産むものの効率がわるくなり、採算がわるくなるため)
一歳半ぐらいになってしまうと食肉としては硬くなってしまうため、ミンチ肉にして加工食品やソーセージにしたりします。しかし外国産の安い加工肉に押されて、日本ではそれでも採算が取れないため、本当に廃棄処分(殺処分)される鶏が大部分だと聞きます。

卵を食べることも鶏の命を間接的に奪っているのですね。
おなじような理由で牛乳を飲むことも同じなのでしょうね。

話はかわって、野生動物は弱肉強食の世界で自分より弱いものを殺して食べていますね。
そこに彼らは疑問を感じたりしないのでしょうが、人間は感じるのですね。
人間は知能が高いから? 共感能力とでも言うのでしょうか?
もし自分が喰われたら、殺されたら
さぞ痛いだろう さぞ苦しいだろう さぞ怖いだろう

そのように人間は共感と想像ができるから、とさつされる動物の苦しみを感じとってしまうのでしょうか?

人間は知能が高いから、他の動物を食べなくてもベジタリアンとして生きられるわけだから、肉を食べない生き方は有なのか?

しかし昨今の研究では植物にも感情があるのではないかという結果も多い。
植物が収穫されるとき、苦痛や恐怖を感じているとしたら、私達はなにを食べたらいいのだろう?

人類は太古からいろいろな地域で発達してきた。
肉と多く食べる民族もいただろうし、野菜を多くたべる民族もいた。穀物を多く食べる民族も、魚介類を多く食べる民族も。
それぞれのDNAにその特性は記憶され、いまもその影響を受けているそうだ。
だからどんなに良質な肉を食しても体質を崩す人がいたと思えば、どんなにオーガニックな野菜を食べても体調を崩す人がいるそうだ。

とりあえず、今回のWSで答えはでなかった。
しかしそれを考える貴重なきっかけをくれた。
私はスーパーに行った時、肉売り場で、その肉のもととなった生きていたときの動物のことを想像するようになった。
その動物は生物としての尊厳をもって扱われた結果、ここにあるのだろうか?
スーパーの肉ではそこが分らない。。。

我が家が育てた4羽の鶏はどうだったのだろう
本当のところはわからない。でも我が家は生き物として扱いたい と思って一年いっしょにいた
卵を提供してくれる鶏に感謝した。

そしてそれを自分で殺して、解体して、そこから得られた肉は、本当に貴重なものだ。
すこしも無駄にしたくない。
たとえばそんなに親しく無い人が我が家にきたとして、そんな人には提供するのはもったいなくて食べさせたくない。

とりあえず確実にいえることは我が家の肉を食べる機会は確実に減るだろう。
これがもし一生つづくのなら、WSをやらなかったらなんの疑問もなく食べ続けていたであろう、肉の消費がなくなったことによって、今回の命を奪った4羽の鶏の何百倍もの動物のとさつの減少に寄与するであろうことは明記したい。

さて最後に。

今回のWS 2歳9カ月になる長男も参加していました。

これは親としてほんとうに悩むところでありました。
いろいろな人に相談したし、「トラウマになってしまうんじゃない?」などと心配もしました。
小さな純真なこころを引き裂いてしまうのではないか?
長男は鶏が大好きで「コッコ コッコ」とよく餌をやったりしていました。

でも太古の時代から人類は狩りをして子どもの目の前で生き物を殺していたはずです。
太古といわず、日本でもほんの数十年前まではそれが日常でした。

私は我が子に、生き物の命を奪うということ、肉を食べると言うことはそういうこと
だから本当に殺された動物に感謝して食べなくてはいけないのだということを学んで欲しかった。

そして自分の命はたくさんの尊い命の犠牲の上に成り立っている、やはり尊いものだということを知ってほしかった。
スーパーで肉を買う現代ではそこが分らない。

彼を参加させることは最後まで悩みましたが、けっきょく彼は解体のすべてを見ました

そしてその結果はとても意外なものでした。

かれは鶏が命を奪われる瞬間をすべて望んで直視し、その後解体されていく鶏をみながら

「おいしそー!」

と言いました。
そして実際に焼きあがる肉を望んで、食べまくり

「おいしー!」
と喜びました。

これは

彼が幼すぎて知能がまだ十分に発達していなく、命を奪うということや、相手の痛みを感じる共感能力などがまだ十分にわかっていない

という言い方もできると思います。

でも私はこうも思いました。

彼は幼いがゆえに、知能もまだ十分に発達していないがゆえに、純粋で純真であるがゆえに、野生動物に一番近い存在なのかもしれないと。
今後、彼に相手の痛みを感じる共感能力などが発達してきたとき、どうなるのかはわかりませんが、今回の彼の反応のなかにひとつの真理を見たような気がしました。

命に感謝すること 食材を無駄にしないこと

それを彼に伝え続けていきたいと思いました。

余談ですがその日の夜、いっしょにお風呂に浸かりながら鶏の話をいっしょにしていました。

まっさん「コッコ、痛かっただろうね お肉大事に食べなくちゃいけないね」

長男「ううん コッコ痛くないって言ってたよー」

まっさん「え だれに聞いたの?」

長男「コッコに聞いたの」

まっさん「え え 誰がそう言ってたの?」

長男「コッコが言ってたよー」

まっさん「え? え?・・・」

おわり


畜産の歪んだ実態は youtubeで観れるドキュメンタリー映画
アースリングス で。
https://www.youtube.com/watch?v=rLGGmy1tsec

しかしさあ よくある とさつの場面をみて子どもが泣いちゃって 父親が 諭すように 「命をいただくっていうのはこういうことなんだよ 食べ物は大事にしなくちゃいけないんだよ」的な展開になるのかなあ とか思ってたらぜんぜん違うでやんの(-- 大人たちが一番びびってて泣きそうになってたがな



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