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移住、就農、ちいさなナリワイ・陽と月(ひとつき)農園就農ブログ。ホームページもどうぞ hitotukinouen.jimdofree.com
ゼロから始めた移住生活 おっちー家・就農1年目
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手紙 1567/643日目
2018-09-02-Sun  CATEGORY: 哲学
2018年8月22日 晴れ

陽と月農園おっちーです

前回の日記から気が付けば一か月ほど書いていなかったようですね。
その一か月はおっちー家にとってとても重要で大切なものでした。

生涯で一二を争うほどのイベントを経験したのでした。

静岡までいって受けてきたのはカウンセリングセッション

おっちーが一日
みどりさんが一日

カウンセラーさんとの一対一の対面のなかで自分探しの深い旅路につくことができました。

旅から帰ってきておっちーとみどりさんは手紙を書きました。
それは自分に書いたようでもあり、両親に書いたようでもある不思議で怪しい手紙(笑


手紙

2018年8月22日は自分の人生にとってとても大きな意味を持つことになりました。

静岡までいって信頼できる案内人さんにいざなわれ、見つけ出してきました。

それは一言でいえば「家族の証」

午前中いっぱいをつかっておれのことやおれの過去の体験を話しました。

その後、午後の時間を使っておれは案内人さんといっしょに過去にタイムスリップしました。

退行催眠と言ったかな?

実際にやってみてまず感じたのは

「催眠っていうんだから、もっと薄暗い部屋とお香の煙の中、混濁する意識の中やるんだよねー」

という思い込みを大幅に覆されるほど、意識しゃっきり!笑
暗い部屋もお香もなく

「え? これでほんとにやれるのかな 意識バリバリなんですけど、、、笑」


という中スタート。
結局最後まで混濁意識も薄暗い部屋もお香も登場しないまま終わったんだけど、なるほど、おっちーはTVとかのパフォーマンス番組とかの先入観に影響されすぎだったようです(笑

もうちょっと科学的で理論的なその実際の中で

そこで出会ったのは、いまおっちー家で子育てしている4歳の長男よりほんの少しだけ年上のまさのりくん。過去の自分です。
とても困っているように見えました。苦しそうだとも思いました。

案内人さんは「雅紀さんがまさのりくんにいまから安心してもらって未来の世界にいっしょに連れて帰ってあげなくてはいけないから、いっしょにまさのりくんと話をしましょう」

と言いました。

おれはまじか、それ、ものすごいこと言うなあ・・・と戸惑いながらも自分が未来の世界からやってきたこと。
39歳になったまさのりくんであること。
そしてみどりさんや長男、次男のことを案内人さんに促されるまま、まじめに話しました。(恥ずかしい・・・笑

そこでの会話は俺の口でいうよりも「まさのりくん」が書いたほうがよいような気がするのでそうします。(じゃないと恥ずかしくて書けない笑




まさのりくんからの手紙

おかあさん、おとうさんへ。

かなしくて、くるしくて、とても困っていたら

知らないおじさんが二人きました。

ひとりは 雅紀さん

「未来の世界からやってきたキミなんだよ」

と言った。

もうひとりは案内人さん

「雅紀さんとまさのりくんが一緒になれるように手伝いにきました」

と言った

ぼくはなんとなく、ここを動いてはいけないような気がしていたので

「ぼくはここから動けないからいっしょにはいけない」

といいました。

雅紀さんはそれをきいてちょっと困っているようだったけど、案内人さんが雅紀さんになにかを教えると雅紀さんはぼくに話し始めた。

いまおれにもね みどりさんていう結婚相手とまさのりくんぐらいの子どもがふたりいるんだ。

その子たちがぐずったり、わがままいったり、泣きわめいたりするとね、優しくしたいって思うんだけど、どうしてもその通りにできないときがあるんだ。イライラして怒鳴ってしまうんだ。最近ね、それがまさのりくんの「助けて!」って叫び声な気がしてきたんだ。

「なんでこの子たちはこんなに好き放題にわがまま放題なのに許されているの? ぼくはこんなふうに好き放題いえなかった。我慢しなきゃいけなかったのに なんでこの子たちはそれが許されるの? そんなのずるいじゃないか おかしいじゃないか 不公平じゃないか、ふざけるな! 」

そんな声が聞こえてきたんだよ
だからまさのりくんのこと迎えにきたんだよ

と 雅紀さんは言った


おとうさんとおかあさん、いつも喧嘩しているよね? 心配だよね

と雅紀さんは言った。

「うん、だからぼくは良い子じゃないといけないんだ。おとうさんがイライラしないようにわがままいっちゃいけないし、おかあさんをこれ以上がんばらせて、つかれさせちゃいけないからおとなしくしていなくてはいけないの」

とぼくは言った。

雅紀さんはそうだったね

と言った。

「おとうさんはぼくが可愛と思えないんだとおもう。それにおとうさんもおかあさんもぼくのことでいつもケンカしてる。おかあさんはおとうさんとケンカしていつも困ってる」

「だからぼくはここを動けない どうにかしなきゃいけないから。でもどうしたらいいのかわからないんだけどね」

ぼくは困りながらそう言った。


すると案内人さんが雅紀さんになにかを言って、それから雅紀さんはぼくに話し始めた


お父さんがまさのりくんぐらいの子どものころを教えてあげるね

お父さんのお父さんはとても厳しくて、お父さんもすごく悲しい想いをしたんだって。
お父さんはね まさのりくんに自分と同じ想いをさせたくなかったんだよ。
だから自分は与えられなかったのに、がんばってまさのりくんに与えようとしてくれたんだよ。

でもね お父さんは自分がしてもらったことがなかったからその方法がよくわからなかった。
人間はね、子どものころに自分がだれかからしてもらったことしか大人になったあとも他人にはできないんだよ。
でもお父さんはどうしたらいいか分からなかったけど、自分がしてもらいたかった、理想のおとうさんをがんばってまさのりくんに与えたいと思ってくれたんだよ。
時にはそれがお父さんの望んだようにはうまくいかないこともあったとおもう。
イライラしたり自分のこと嫌悪したりしながら。
それでもまさのりくんのこと、愛したいって頑張ってくれたんだよ。
だからまさのりくんが悪い子だったわけじゃないんだよ。

雅紀さんはそう話してくれました。

ぼくはそれはほんとだろうかと思いながら、おとうさんのことを考えていた。


長い運転、つかれてたいへんだっただろうに車で旅行に連れていってくれたこと。
キャンプにつれていってくれたこと
スキー場につれていってくれたこと
夏の夜にカブトムシを採りに林につれていってくれたこと
仕事で嫌なこともたくさんあったんだろうけど、頑張って働いて養ってくれたこと
お父さんの寂しそうな表情がふと頭にうかんだ


雅紀さんの話すことはほんとのことかもしれない ってぼくは思った。


次に雅紀さんと案内人さんはおかあさんのことを教えてくれた。

おかあさん、体が丈夫じゃなかったのに、がんばってまさのりくんのこと育ててくれたよね
おとうさんといつもケンカしながら、まさのりくんのこと守ってくれたよね。
おかあさんのこと心配だったでしょ?

そういって雅紀さんはおかあさんの子どものころの話をしてくれた。

おかあさんはたくさんの兄弟のなかで育った。
おかあさんのおとうさんもおかあさんもとても忙しくて必死だった。
世間はまだ古い体制で国民もほんとうに思っていることを口に出したりしたら、罰せられるような時代だった。
おかあさんもまたおかあさんのおとうさんやおかあさんに満足するまで与えられたという実感を十分に感じれないまま大人になった。
おかあさんもどうしたらいいか分からなかったんだよ。
自分がしてもらったことがないんだから分からなかったんだよ。
でもそれでもまさのりくんにたくさん与えようとしてくれたんだよ。

雅紀さんと案内人さんはそう教えてくれた。

だからぼくはおかあさんのことを考えた

かすかに残る子守歌の記憶
絵本をたくさん読んでもらった記憶
会社にお勤めしながら毎日自転車で片道一時間ちかくかけて保育園まで送り迎えしてくれたこと
得意じゃなくて大変だったのに毎日お料理つくってくれたこと
洗濯してくれたこと
お父さんがイライラしてぼくを怒るときにかばってくれたこと
体によい食べ物や環境について調べて、ぼくに与えてくれたこと


案内人さんは言った。

お父さんはお父さんなりにまさのりくんをがんばって愛してくれたんだよ。足りなくて気が付かなかったかもしれないけど、そうしてくれていたんだよ。家族を守ろうとしてくれたんだよ

おかあさんも必死にまさのりくんのことを守ってくれたんだよ。おかあさんもやりかたがわからなくて、不器用だっただから、まさのりくんもわかりづらかったかもしれないけど、家族を守ろうとしてくれたんだよ

まさのりくんもその足りないぶんをまさのりくんなりに補おうとして頑張ってきたよね。
家族を守りたいって頑張ってきたんだよね。


案内人さんがそれを言った瞬間、ぼくはずっとずっと心の奥底で求めてきてそれでもどうしてもどうやってもかなわなかった大事なものを手に入れることができた


ぼくたちはそれぞれ上手にできなかったかもしれないけど、それぞれががんばって家族を守ろうとしてきたんだ。ずっとぼくたちはバラバラだと思ってた。でもぼくたちはバラバラじゃなかった。みんながそれぞれの全力をだして守ろうとしてきたんだね。

おとうさん
ぼくを愛したいと思ってくれてありがとう
自分は十分に与えられなかったのに与えたいとおもってくれてありがとう

おとうさんの苦しみ、さみしさ、怖がらずにほんとはもっと正直に話してほしかった
もっともっと力になりたかった


おかあさん
ぼくおかあさんのことほんとに心配だったよ おかあさんがどうにかなっちゃうんじゃないかってほんとに心配だった。

守りたかった。おかあさんのことすごくすごく大好きだったから


おとうさん、おかあさん

ぼくは雅紀さんといっしょに行くね
雅紀さんが胸の中にぼくをしまってくれて、ぼくのことをこれからは大事にしてくれるっていうから。

今度は雅紀さんの家族を守るためにぼくに協力してほしいんだって。

おとうさんとおかあさんがぼくに与えてくれたものがぼくにはあるから、ぼくも雅紀さんの家族を守るお手伝いができると思う。

おとうさん、おかあさん

ぼくいま幸せだよ
ちゃんと笑えるようになったよ
愛するひとに囲まれて居場所もあるよ

ありがとう

もしぼくに会いたくなったら、ぼくは雅紀さんの胸のなかにいるから、いつでも会いにきてね

おしまい




ということでまさのりくんからの手紙を終わります。

いますこし生まれ変わったような気分です。

子どもたちにイライラさせられるとき

まさのりくんが
「なんでこの子達だけワガママが許されるの? ずるい!」

と感じて怒り出しそうになるとき

「親父もお袋もこんな思いを抱えながら、キミのことを愛そうとしてくれたんだよ がんばってくれたんだよ」

とまさのりくんの頭をなでてあげると彼もすこし大人しくなります。

案内人さんが

「人間は3歳から10歳に与えられたことを無意識に大人になったあともくりかえす」

と教えてくれました。

長年おれは与えられなかった。。。と信じてきたけど、それはおれの勘違いだったようです。

おれの茶目っ気あるユーモアある性格は親父がくれたものでしょう。
好奇心旺盛で新しいものを探求していくこころも親父にもらったように思います。
ロマンをもとめて、情緒ゆたかで涙もろいところもそう。
子どもたちにいろいろな経験をさせてやりたいという想いもそう。

おれが子どもたちにいつも子守歌を歌うのはお袋から
安全な食べ物や環境を与えたいという想いもお袋から。
信念を曲げない強さもそう。
ニワトリ一羽絞めるのでも、かわいそうにおもって躊躇する感受性の強さはお袋がよく読んでくれた絵本の影響なのでしょう。

まあ「こじつけ」と言われればそうかもしれないけど、おれにはそう思えてならないのです。
親父やお袋の想いや生い立ちもすべて想像のものかもしれない。

しかし大事なのはおれやまさのりくんがどう感じているか です。

親父とお袋が必死で守ろうとしてくれたまさのりくんはこれからはおれが引き継いで愛していきます。

心配なきように。

親父とお袋の残りの人生が豊かであることを祈ってひとまず筆(キーボード?笑)をおきます。

2018年8月25日 雅紀




ということでここまで手紙の全文だったわけですが(雅紀さんやらまさのりくんやらややこしい笑)
この手紙を書くにあたっては途中なんども感泣の涙がこぼれて、カウンセリングセッションのなかで得た気づきの感情を再体験することができました。(このへんが自分のために書いたという意味)


またこの手紙は帰ってきてから親父とお袋にも読んでもらいましたが悪い気はしなかったようです。


面白い話ですが、セッションをうけるまえに覚悟していた「カウンセリングの内容やそこで湧き上がってきた負の自分の感情を親にぶつけたり、実際のところを問いただしたりという欲求」はまったく浮かんできませんでした。


ただまさのりくんからの感謝の言葉を伝えたい というおもいだけでした。

おっちーは家庭を持つようになって父親になることによって、ある程度は自分の父親や母親の苦労がわかり、父や母についても感謝できるようになってきていました。
でもそれは雅紀が思っていることであって、おれが蓋をしてしまった取り残されたまさのりくんはそうは思えず、孤独だったわけです。
これは「アダルトチルドレン」や「インナーチャイルド」というキーワードで心理学の場面でも市民権を得ているようですし、おっちーも知っていました。
しかし頭で理解できていることと、感情で理解できていることには深くて広い河で隔てられていたようです。

静岡にいくまえと行った後でおっちー家に起こったことは外目にはなにも違いがありません。
おっちーの過去が変わったわけでもありません。
自分の命をただひたすらに絶ちたいと思いながら過ごした青春期が変わったわけでもないし、父親のことを心底嫌悪しながら過ごした青年期がかわったわけでもない。



しかし内面はまったく違うのです。
みどりさんもそれは同様です。

とにかく

おっちー家にはお互いそれぞれに連れ帰った小さな子ども

まさのりくん
みどりちゃん

が加わることになりました。

みなさまよろしくお願いいたします(笑



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