前回の更新から3カ月ちかく空いていることにビックリしている。
あっというまのハードで忙しい3ヶ月間だった。
何をしていたのか? ということ次の4本ばしら
家のものを捨てていた。
菊芋畑の収穫をしていた。
畑の開墾をしていた。
不妊治療をしていた。
今日は
いえのものを捨てていた
と
菊芋畑の収穫について
まずは家の物を捨てていた について。
引っ越し後、物で溢れかえる新居にみどりさんと辟易した。心底嫌になった。
引っ越しの疲れもあったのか、家族で風邪で寝込んだ笑
それが1月15日ごろの話だ。
まずは本を買った。
物が多い生活を脱却し、シンプルに生きるためのノウハウと片づけの極意
物を持っているのが豊かさの象徴。
そう思っていた。
しかし実際はその物が人を縛り付けて不自由にしている。
物を減らすことによって人はありのままの自分に出会い、前に進んでいける。
どちらの本も哲学書としての価値がある。
まずはみどりさんとふたりで数日かけてこれを熟読。
その後、家の片づけに入る。
家じゅうの物を全部ひっくりかえし、ひとつひとつすべているのかいらないのか判断していく。
心がときめくものは残し収納し、ときめかないものは捨てる。もしくはオークションに出品する。
あっというまにゴミぶくろの山ができる。
おそらくゆうに70~80袋はできたか。
一時我が家のガレージはゴミ屋敷と化した。
すべての物の仕訳がおわり、収納が終わるころには2月に入ろうとしていた。
半月かかった!
しかしその甲斐あって我が家はとりあえず人並みの家になった。
こんなに物を捨てるのは後にも先にもこれっきりにしたいものだ。
疲れた。。。
しかし物が減った分、こころが軽くなったのが嬉しい
自由っていいなあ!
そして2月に入るとようやく菊芋収穫のGOサインが出た!
初日、たまたま来ていた埼玉の実家の母親とみどりさんで収穫を進めるが異変に気付く。
1日作業して収穫できたのはわずか40kg。
身体はけっこうボロボロ。
1000kg掘るんだよね これ。。。?
果てしない。え、これあと何日かかるの。。。
事態の重大さにようやく気づく。
その日から来る日も来る日も畑に通う日々がつづく。
すぐに飽きて泣き叫ぶ1歳10カ月の我が子の御守をしながらの捗らない作業。
2月寒い。海が近いからか畑はいつも冷たい風が吹いている。
すでに全身が悲鳴をあげているがやるしかない。。。
この菊芋という植物。さつま芋やサトイモ、ジャガイモとはあきらかに芋のつき方が違う。
上記の芋は株の下周辺を掘ればごろごろ出てくる。
菊芋は株の半径50cmに縦横無尽に芋をつけるようだ。
これらを30cm間隔ぐらいに植えている。株間も50cmぐらいだ。
ようするに1反の畑ぜんぶをくまなくまるごとひっくり返さなくてはいけないということだ。
1月から移住してきた仲間のたかちゃんが毎日のように手伝いにきてくれるのが救いだ
我が子をとても可愛がってくれて、我が子もべったり懐いている。
2月中旬、疲労困憊だがいまだに2~3割しか終わっていない。
果てしない。。。
縁あってよくしていただいている地元の方が使われていない耕運機を見つけてきてくれて修理までしてくれた。
それに地面をえぐっていく 鋤 を とりつけてくれた。
それを菊芋畑まで軽トラで運んでくれた。
ありがとうございます! これで楽勝! と 思ったらそうもいかない。
よくTVとかで畑に耕運機をかける動画などをみてみるとけっこう簡単にやってるようにみえる。
しかしあれは慣行栽培の草のほとんど張っていないきれいな畑をやる場合の例だ。
うちの畑のように雑草の根が生い茂っている畑にかけるとどうなるか。
3~4倍ほどの抵抗が耕運機にかかっているように感じる。
前に進まない。その場で空回りしている。その分を人力で押してやらなくてはならない。
畑を一往復するだけで全身が悲鳴をあげ、畑にひっくりかえる。(ちなみにまっさんはあまりに強く耕運機を握り、押しすぎて手の平に負荷をかけすぎ、慢性打撲のような状態になっていまだに負傷中(--;)
手作業でクワでやるのと労力的にはかわらんのじゃないか。。。
そんな疑問をいただきながら掘る。
耕運機で土をひっくりかえす。それからみんなでその土を探って菊芋を見つけ出す。
そのあと、さらに深いところに隠れている菊芋をみつけるために浅くもう一度、手クワで探る。
40mぐらいある長さをやると、この一工程で1時間ちかくかかる。
一回の耕運機で処理できる土の幅は20cm~30cm
畑の幅は30mぐらいあるように思える。
果てしない。。。
非電化工房の仲間や移住仲間が手伝いにきてくれるのが救いだ。ほんとにありがとう。
みどりさんのお母さんも泊まりで手伝いに来てくれた
2月下旬、6割ほどが終わる。。。
半分超えた! みんなの菊芋掘りの技術も熟練してきている。ペースがあがる。
これはいける!
というところで耕運機が壊れ動かなくなる。。。笑
神よ。。。ご親切に試練をくださりありがとうございますね ほんとに!泣
ということで結局再び、手作業に戻る。
作業スピードも落ちる。
あとは気力だけを振り絞って作業する。
3月中旬。
すべての畑の掘りだしが終わる
最後はいつものメンバー まっさん みどりさん 我が子 たかちゃん に 手伝いに来ていた実家の父親 の 5人で迎えた。
長かった、なんて長かったか。
一ヶ月半かかったか。
菊芋総量約1000kg
1トン
プロの農家さんからしたらたった1反と笑われそうだ。
しかし我が家にはまさしく死闘。。。
しかし制した。
どうだ みたか このやろー!
やってやったぜ!
手伝ってくれたみんな、ほんとにありがとう!
振り返ればきっと愉しい時間だったのだろう。
きっと晩年、まっさんかみどりさんか、今際の際(いまわのきわ って読んでね)ようするに臨終の床で昔を振り返って語り合うであろう出来事ベスト10には絶対入るね。これは。
ちなみに菊芋掘りが終わった直後、まっさん、みどりさん、我が子ともに全員風邪でダウンした!
その後半月ぐらいこじらせた 笑
あっというまのハードで忙しい3ヶ月間だった。
何をしていたのか? ということ次の4本ばしら
家のものを捨てていた。
菊芋畑の収穫をしていた。
畑の開墾をしていた。
不妊治療をしていた。
今日は
いえのものを捨てていた
と
菊芋畑の収穫について
まずは家の物を捨てていた について。
引っ越し後、物で溢れかえる新居にみどりさんと辟易した。心底嫌になった。
引っ越しの疲れもあったのか、家族で風邪で寝込んだ笑
それが1月15日ごろの話だ。
まずは本を買った。
物が多い生活を脱却し、シンプルに生きるためのノウハウと片づけの極意
物を持っているのが豊かさの象徴。
そう思っていた。
しかし実際はその物が人を縛り付けて不自由にしている。
物を減らすことによって人はありのままの自分に出会い、前に進んでいける。
どちらの本も哲学書としての価値がある。
まずはみどりさんとふたりで数日かけてこれを熟読。
その後、家の片づけに入る。
家じゅうの物を全部ひっくりかえし、ひとつひとつすべているのかいらないのか判断していく。
心がときめくものは残し収納し、ときめかないものは捨てる。もしくはオークションに出品する。
あっというまにゴミぶくろの山ができる。
おそらくゆうに70~80袋はできたか。
一時我が家のガレージはゴミ屋敷と化した。
すべての物の仕訳がおわり、収納が終わるころには2月に入ろうとしていた。
半月かかった!
しかしその甲斐あって我が家はとりあえず人並みの家になった。
こんなに物を捨てるのは後にも先にもこれっきりにしたいものだ。
疲れた。。。
しかし物が減った分、こころが軽くなったのが嬉しい
自由っていいなあ!
そして2月に入るとようやく菊芋収穫のGOサインが出た!
初日、たまたま来ていた埼玉の実家の母親とみどりさんで収穫を進めるが異変に気付く。
1日作業して収穫できたのはわずか40kg。
身体はけっこうボロボロ。
1000kg掘るんだよね これ。。。?
果てしない。え、これあと何日かかるの。。。
事態の重大さにようやく気づく。
その日から来る日も来る日も畑に通う日々がつづく。
すぐに飽きて泣き叫ぶ1歳10カ月の我が子の御守をしながらの捗らない作業。
2月寒い。海が近いからか畑はいつも冷たい風が吹いている。
すでに全身が悲鳴をあげているがやるしかない。。。
この菊芋という植物。さつま芋やサトイモ、ジャガイモとはあきらかに芋のつき方が違う。
上記の芋は株の下周辺を掘ればごろごろ出てくる。
菊芋は株の半径50cmに縦横無尽に芋をつけるようだ。
これらを30cm間隔ぐらいに植えている。株間も50cmぐらいだ。
ようするに1反の畑ぜんぶをくまなくまるごとひっくり返さなくてはいけないということだ。
1月から移住してきた仲間のたかちゃんが毎日のように手伝いにきてくれるのが救いだ
我が子をとても可愛がってくれて、我が子もべったり懐いている。
2月中旬、疲労困憊だがいまだに2~3割しか終わっていない。
果てしない。。。
縁あってよくしていただいている地元の方が使われていない耕運機を見つけてきてくれて修理までしてくれた。
それに地面をえぐっていく 鋤 を とりつけてくれた。
それを菊芋畑まで軽トラで運んでくれた。
ありがとうございます! これで楽勝! と 思ったらそうもいかない。
よくTVとかで畑に耕運機をかける動画などをみてみるとけっこう簡単にやってるようにみえる。
しかしあれは慣行栽培の草のほとんど張っていないきれいな畑をやる場合の例だ。
うちの畑のように雑草の根が生い茂っている畑にかけるとどうなるか。
3~4倍ほどの抵抗が耕運機にかかっているように感じる。
前に進まない。その場で空回りしている。その分を人力で押してやらなくてはならない。
畑を一往復するだけで全身が悲鳴をあげ、畑にひっくりかえる。(ちなみにまっさんはあまりに強く耕運機を握り、押しすぎて手の平に負荷をかけすぎ、慢性打撲のような状態になっていまだに負傷中(--;)
手作業でクワでやるのと労力的にはかわらんのじゃないか。。。
そんな疑問をいただきながら掘る。
耕運機で土をひっくりかえす。それからみんなでその土を探って菊芋を見つけ出す。
そのあと、さらに深いところに隠れている菊芋をみつけるために浅くもう一度、手クワで探る。
40mぐらいある長さをやると、この一工程で1時間ちかくかかる。
一回の耕運機で処理できる土の幅は20cm~30cm
畑の幅は30mぐらいあるように思える。
果てしない。。。
非電化工房の仲間や移住仲間が手伝いにきてくれるのが救いだ。ほんとにありがとう。
みどりさんのお母さんも泊まりで手伝いに来てくれた
2月下旬、6割ほどが終わる。。。
半分超えた! みんなの菊芋掘りの技術も熟練してきている。ペースがあがる。
これはいける!
というところで耕運機が壊れ動かなくなる。。。笑
神よ。。。ご親切に試練をくださりありがとうございますね ほんとに!泣
ということで結局再び、手作業に戻る。
作業スピードも落ちる。
あとは気力だけを振り絞って作業する。
3月中旬。
すべての畑の掘りだしが終わる
最後はいつものメンバー まっさん みどりさん 我が子 たかちゃん に 手伝いに来ていた実家の父親 の 5人で迎えた。
長かった、なんて長かったか。
一ヶ月半かかったか。
菊芋総量約1000kg
1トン
プロの農家さんからしたらたった1反と笑われそうだ。
しかし我が家にはまさしく死闘。。。
しかし制した。
どうだ みたか このやろー!
やってやったぜ!
手伝ってくれたみんな、ほんとにありがとう!
振り返ればきっと愉しい時間だったのだろう。
きっと晩年、まっさんかみどりさんか、今際の際(いまわのきわ って読んでね)ようするに臨終の床で昔を振り返って語り合うであろう出来事ベスト10には絶対入るね。これは。
ちなみに菊芋掘りが終わった直後、まっさん、みどりさん、我が子ともに全員風邪でダウンした!
その後半月ぐらいこじらせた 笑
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