移住、就農、ちいさなナリワイ・陽と月(ひとつき)農園就農ブログ。そして健康に暮らすためのすべてを記します
社会に満ちる毒から家族を守れ
329日目 地方で仕事を創る塾 2回目合宿
2015-03-26-Thu  CATEGORY: 非電化工房 地方で仕事を創る塾
3月14日、15日は待ちにまった合宿2回目!

往復7時間ぐらい電車でかかって電車酔いするし、往復6000円ぐらい運賃がかかるので車でいってみた。
下道で往復8時間を想定。ガソリン代は3000円を想定。自分で運転するので乗り物酔いもなし(ほんとなんで自分で運転するとだいじょうぶなのに、人のに乗ると酔うのかなあ)

んで行ったわけですが、予想以上に疲れた(笑
2日目の講義でちょっとバテテた(--;

しかし愛知県から車できてる人もいたので、上には上がいる。

直前の仕事も忙しかったからなあ

今回もとても濃い内容で愉しかったー!

藤村先生のお話もたいへん勉強になった。
全部書いていると、それこそ一冊の本ができてしまうので・・・(笑)

予防原則についてお聞きした。

これはある未知の危険性について、「安全性が確認されるまでは代替手段を模索しよう」ということで今の日本に足りない概念とのことだ。

スウェーデンでは、民衆活動の成果によってこの原則をほぼ100%とりいれているとのこと。
すごいなあ どんだけ国民みんなで頑張ったんだろう

今の日本は未知の危険性にたいして「とりあえず使っちゃおう。危険性が証明されたら使用を止めよう」ということで予防原則と真逆のことをしている。
資本主義経済の成長を加速させるためには新技術の導入がどうしても必要だからだ。
いってみれば資本家の都合で、民衆への安全性は後回しというわけだ。

政治家は資本家の操り人形なので予防原則なんてそっちのけ。

メディアでそんな政治家しかフォーカスしないもんだから、国民はそんな政治家しかいないもんかと思って消去法でそんな政治家に投票。もしくは絶望して選挙放棄か。

あー、でもほんとは

「国民の大部分がそういう腐敗に気付いてて、誠の政治家に投票しているんだけど、不正選挙のシステムがあってそれが正しく結果に反映されていない」

とかが真実だったら幾分か希望があるのになあ。


夜の交流会ではやはり0時ぐらいまで親睦を深めた。
だいぶ皆さんの顔と名前と人柄がわかってきて、安心してきたぞ!

二日目の講義ではだいぶ実践的な内容になってきて、みんなが考えた仕事のモデルをみんなで検討したりした。
やっぱり一人で考えるより、大勢のほうがいろんな角度からアイデアがでるんだなあ。
3人寄れば文殊の知恵 だね。

帰りに激安中古車ショップに、参加者の方達といってきた。
予想以上に安かった。軽自動車が6万円ぐらいで売ってた(笑
将来、軽トラとかが必要になったらここで買おうっと。

塾に参加して初めて知ったがディーゼルエンジン車は、廃油の天ぷら油でも走るらしい。
本来なら特殊な薬品で蒸留しないといけないのだけど、車を簡単に改造するだけで(2万円ぐらいでできるらしい)蒸留しなくてもそのままの油で走るようになるらしい。
とても美味しそうな排気ガスを出すんだろうなあ
天ぷらエコカー。

車の燃料費の呪縛から解放されるための一つの手段だな。いつかやってみたいね。

2日間の合宿があっというまに終わってびっくりした。
また次回が待ち遠しいなあ!

合宿後、右足の腿が痛いなあと思ってなんだろうと思ったら筋肉痛だった笑(アクセルとブレーキの繰り返しで)
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324日目 たまには月でも眺めましょ
2015-03-21-Sat  CATEGORY: お勧めのサービスなど
3月4日は急遽休みがとれたので

「減速して自由に生きる」の著者 高坂勝さんが池袋で運営する広さ6.6坪のオーガニックバー

「たまにはTSUKIでも眺めましょ」に行ってきた。




考えてみれば私はBar、生まれて初めてってやつです。(お酒飲めないしー)
36歳にして御洒落都会人の仲間入りかあ。我が子は0歳にしてBarデビュー(笑

平日の夜なのでお客さんなんてうちらだけかも なんて失礼なこと思いながらいったらほぼ満員でびっくりした。

肉や魚はメニューになくてほぼ野菜だけのメニューなんだけど、これが美味しいのな。
本当の野菜って美味しい。野菜どんぶりっていうのもあって、茹でたり、焼いたりした野菜しか入ってないのが衝撃的だったけどやっぱり美味しかった。どんぶりは肉、もしくは天ぷらがのっていなくてはいけないという固定観念、マインドセットを壊していただきました!

唯一の動物性たんぱく質メニューは「焼き鳥」

これを注文したら「社会毒を告発するブログ書いてる人が社会毒にまみれた肉なんて食べていいんですか?(笑)」

と高坂さんから突っ込まれてしまった。

いいんです、たまには毒も食べないと(笑)

常連さんも多いみたいだけど、はじめてきたっていう方達もいた。

ところどころで高坂さんがお客さん同士の化学反応を狙った声かけをしてくれて、とても賑やかな店内だった。

鬱になって会社を首になってしまった人もいた。
鬱になって仕事を続けられなくて現在静養中の人もいた。
西日本の田舎に移住が決まっていたのに、奥さんがメンタルを崩し、一度それを取りやめて失意の中にいる人もいた。

それは触れてはいけない腫れものではなく、みんなで分かちあって笑い飛ばせる雰囲気がここにはあった。

高坂さんは言う

「鬱は現代社会の歪みに対する正常な人体の反応」

その通りだと思った。感受性の強い優しい人ほど、適応できず傷ついて苦しんでいる。

非電化工房の藤村靖之先生もおっしゃっていた。

鈍感で求心力の強い人は競争社会のリーダーに適応。
感受性が強く、求心力の強い人は共生社会のリーダーに適応する。

現代は競争社会のリーダーに対してのみスポットライトが当たりすぎたように思う。

私は最近、「共生社会のリーダー」の方達によくお会いしているが、同じ空間にいて本当に心地がよい。
皆さん、すべからく勉強家で高度な知性を備えていて、「資本主義経済の矛盾や歪み、それによる人民搾取の構造」に気付いていらっしゃるが、普段はそんな難しいことをどうこういうわけではない。ただ愉しく日々を過ごすことによって暗に周囲に発信されている。


さて、それ以外にも東京で勤めながら、田舎に畑と田んぼを借りて農業をしている人もいた。

宴もたけなわになって、高坂さんが歌を聞かせてくれた。

それはみんなの夢の背中をそっと押してくれるような力強い歌だった。

途中のアドリブの歌詞のなかで

「♪奥さんもいて子供も生まれたのに、田舎で暮らすために、仕事を辞めて無職になるアホもいるぜ~♪」

と背中を押していただいた(笑)(笑)

どんな人でも許され、受け容れて笑い飛ばしてくれる空間。
ここにたくさんの人が集うおおきな一因に違いない。

高坂さんの歌の後、とつぜん、さっきまで一緒におだやかーに話していたお客さんの一人が、促されて歌いだしたのはびっくりした。

故郷の学校の応援団の応援歌なのだそうだ。

まるで巨大な和太鼓を打ち鳴らすような、空気を震わす声と振動を、つい30cmほど間近で聴く迫力と感動、分っていただけますでしょうか?(笑)

ちなみに我が子も大人しく聞いていた(笑)

もしみなさんが忙しさに自分の人生を支配されて、美しい月すら見上げる余裕を失っていると気付いたら、是非、「たまTSUKI」を訪れてみて欲しい。


たまにはTSUKIでも眺めましょ
">たまにはTSUKIでも眺めましょ





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308日目 地方で仕事を創る塾 1回目
2015-03-05-Thu  CATEGORY: 非電化工房 地方で仕事を創る塾
2月20・21日は那須の非電化工房で行われる地方で仕事を創る塾 第14期の開講日でした。

電車で往復7時間ぐらいかかった。
那須は寒かった。

駅から送迎の車で到着するとアトリエに通された。
薪ストーブが燃えていて、実際に燃焼している薪ストーブは初めて見た。感動。絶対家に造るぞ。

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藤村靖之先生が登場するとさっそく講義が始まるのだが、人間的魅力に満ち満ちている方だった。
常に笑みをたたえ、穏やかな話し方のなかにも、こちらの心にすぅっと言葉が染み込んでいった。

博士で世界でも屈指の発明家なのに、簡単明瞭な話し方でユーモアにあふれていた。

なんの実績もない私でも望めば、こんな希少な方の話を直接きくことができてしまう。日本という国はなんと恵まれた国だと改めておもわざるえなかった。(いや逆に悲しいことなのか?)

第一日目の講義をうけている最中にも、はやくも次回、十五期の塾には妻のみどりさんを参加させてやりたいと思った。

全4回の合宿で十二万円かかるが全く惜しくないと思った。
安すぎるとまで思ってしまう。100万円ぐらいでも十分検討に値する。

夜は同じ参加者の方達と交流会と称して意見交換を行った。

本当にいろいろな人たちがいた。

山の一角を買い取って総合的な林業をしている人もいたし
アジアで学校をつくる活動をして病気で死にかけた人もいたし
30人の会社の社長さんもいたし
弁理士をしている人もいたし(もう一生弁理士でいいじゃん? って思うけどご本人からすると違うらしい笑)
失業中の方もいたし
定年が迫り、世の中のためになる仕事をしたい人もいたし
妻がいて子供も生まれたのに、わざわざ定職を退職して田舎で一からなにかをやろうなんていうアホもいたし(これ私)

本当にいろいろなひとがいた。

そしてその志に触れることができたのはとても大きな希望をもらった。

宿泊は アジア学院 というところの寄宿舎だった。

発展途上国から無料で農を学びたい人たちを招いて、1年間、育成し、現地に帰してその地方のリーダー的な人材を育てる学院なのだそうだ。

2日目朝に職員の方に学院を案内してもらった。
豚やヤギ、にわとりを飼っていたり、農作物を育てていたりした。

すべてに環境に負荷をかけない循環型の仕組みを盛り込んでいた

人の食べ残しや余った食材は発酵させて動物のえさにしているし、その動物の糞は発酵させて農作物の栄養になる。

地球循環型の取り組みがそこにはあった。

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世界各地から無料で留学生(年齢不問)を受け入れている。

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アジア学院の食堂でみつけた世界の楽器の中のひとつ
ジェンバというらしい。私はこれがとても気に入った。アフリカの楽器かな? シンプルで良い音がする。


現代に生活していると、環境に負荷をかけた経済がまるであたりまえのように感じてしまう。
汚水を自然に垂れ流し、ゴミを大量にだし、燃焼させることもできない産業廃棄物を山に埋めて誤魔化す経済。

そこに疑問をもつ自分のほうがおかしな人間なのかと疑問をもってしまうほど。

しかし非電化工房をはじめ、ここにはそんな経済に疑問をもって、そうではない未来を実践する人たちが集まっていた。
一人暗い山のなかをさ迷っていた自分に光と仲間がみつかったような気がした。

藤村先生はアメリカ先住民のインディアンの教えを伝えてくれる。

彼らは自分たちがなにかを決断するときに、それが「7世代あとの子孫たち」にとって良いことなのか? をまず基準にするそうだ。7世代あとということはもちろん、すでに自分はいない未来のことを考える。

我々はどうだろうか? 7世代どころか1世代あとのことさえ、ましてや自分の代のことすら、考える余裕を失ってしまった。

インディアンはまたこうも言う。「征服者たちは最後に気付くだろう。最後の川を汚しつくしたときに、最後の木を切りつくしたときに。お金は食べることができないということを」

藤村先生は言う。3・11と原発事故以降、たしかに現代の消費経済に疑問を呈する人は増えてきた。
しかしまだ根本は変わっていない。彼らはこう言うからだ。「環境に負担をかけず、経済をまた発展させていくにはどうしたらいいだろうか?」と。

「その問題を引き起こした同じ枠組みや考え方に囚われたままで、その問題を解決することはできない」

とアインシュタインは言ったそうだ。この「同じ枠組みや考え方への囚われ」を英語でMIND SET(マインドセット)と呼ぶらしい。

この場合のマインドセットとは「経済を発展させなくてはいけない」という考え方だ。

これは高坂勝さんの著書 「減速して自由に生きる」で実感的に知っていた。

経済はこれ以上発展させなくていい。逆に大きすぎるからもうちょっと小さくしたらいい。それでもみんなが幸福に豊かに生きられる方法が確かにあるし、実践している人たちを私はここ数ヶ月間でたくさんみてきた。今回のこの塾でもたくさんみることになった。経済が発展しなくては困るのは一部の利権者や大企業たちだけだ。彼らから給与を受けている労働者の方達もたしかに困るだろう。しかしそんな方達にも「彼らに依存しなくても、自立してなかなか面白い生活ができるんだなあ」と一考してもらえる生き方がたしかにある。

私の目指すところはそこだ。

たしかにお金や企業に依存していきるようになってしまった現代で、企業やお金に依存せず自活していきるというのはハードルが高いように思える。
だからそんな生き方をまず自分が実践して、いま現代の消費経済の洗脳のなかで弱り切っているひとに、自信をもって別の道を提示したい。

もしその活動の中で生涯を通して99人の人たちの気付きになり、新しい道への一歩を示せれば私のとりあえずの目標は果たせるだろう。

現代日本でこの経済の矛盾に気づき、ちがう生き方をしている人たちをあまく見積もって100人に一人と仮定する。

ということはその1人が他の99人に気づきをもたらせることができれば100人中100人が循環型の未来を目指せるだろう。
私の持ち分はあと99人。

これもただの数値遊びだが、具体的な目標となるので面白い。


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非電化工房の敷地内にある「非電化カフェ」

材料費70万円ほどで藤村先生のお弟子さんたちが造った。藁をブロックにして硬く圧縮し積み重ねた壁に漆喰を塗っている。屋根は松の木の皮。

私は先住インディアンの7世代あとまで考えるのはまだ無理かもしれない。
しかし一世代あと、我が子と我が子の仲間たちところまでは考えられそうだ。
まずはそこから始めよう。

もしこのブログを読んだ方で

「自分にはそんなことを考えている余裕がない」

と感じる方がいたらどうか自分を責めないでほしい。

かわりに

「自分はそんなことも考えられないほど、日々なにに追い詰められているのだろう」

と考えていただきたい。

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アジア学院の卒業生が国に帰る前に描いたという絵。
美しい。


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